太宰治
平均スコア:4.5点
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太宰治さん心の奥を見透かされている感覚
誰もが嫌がる人間の「負」の部分を寄り添うように書いている、著書がたくさんあって引きこまれるような物語が好きになったきっかけです。
初めて読んだ本は「兄のトランク」という著書です。
本屋にはなく、ネットでようやく購入できました。
人の心の中を正直に書いて、でも、きちんと受け入れる事が出来る内容なので
もっと読みたくなるようなところが、とても魅力的です。
人の内面を見られて、見透かされているような感覚になりるので深く共感できます。motimaruさんの印象
2025-07-08 21:30:04
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「斜陽」の冒頭が美しい
文章に初めて「美しい」と感じたのが高校の教科書で出会った「斜陽」の冒頭でした。
朝、窓際、スプーンが光を反射し、お母さまの眸に映る。彼女の凛とした美しい所作。文字がこんな情景を描けることを初めて知りました。
一方、こんなにも光に満ちた光景に何か翳りを感じるのです。
「斜陽」という言葉を知らなかったのに、これは朝日ではなく、これから落ちていく夕日のことを指すんだと確信しました。
「斜陽」の冒頭には太宰治の表現力の全てが詰まっています。
文字で絵をかいてしまう、その美しさがたまらなく好きです。くららさんの印象
2025-07-03 19:08:34
